みなさま、こんにちは!
きょうは、弊社を通してカナダへ留学されたお客さまの一例をもとに、ワーホリで必要な費用について説明しようと思います。
大学生のAさんは2019年、人生初のカナダワーキングホリデーへ行かれました。
渡航前に支払った費用は、トータルで203,790万円程度。
(留学サポート費用: 無料、海外保険料1年間:203,790円)
現地で使った金額は、トータルで60万円程度でした。
※2019年当時の為替レートは、1CAD=80〜88円のあいだで変動。
もくじ
渡航前に支払った費用
現地で使った金額
語学学校の費用
一番迷いどころかもしれないのが、学校選び。
バンクーバーだけでも、選択肢がこんなにあります!
→バンクーバーの語学学校一覧|アフィニティカナダ
Aさんは悩みに悩み、約6カ月の学校プランを選択しました。
前半3か月はフルタイム授業(週20時間)、後半3か月は午前だけの授業(週13.75時間)、というスタイルです。
自分がうまくやっていけるかどうかは、実際にその環境に入ってみないとわからない部分も多いですよね。語学学校はあとから追加や変更をすることも可能ですし、最初は無理のないように短期間から、というのもいいでしょう。
入学金、授業料、教材費。まず、およその金額を知りたいという方も、お気軽にお問い合わせください。
ホームステイの費用と実情
Aさんは前半の約3か月を、朝・昼・夕食付のホームステイ(一人部屋)にしました。料金はトータルで約2400ドルでした。
ずっと同じホストファミリーのもとに滞在する人もいれば、いくつかのホストを転々とする人もいます。
食事のクオリティですが、Aさんが「Instagramにアップする感じのオシャレごはんはあんまり出てこなかったなー(苦笑)」と言うように、あまり期待はできません。
「せっかくだからあちこちのレストランで多国籍なカナダ料理を堪能したい」「留学生仲間からのお誘いにはできるだけ乗っていきたい」という方には、食事付きのホームステイはあまりおすすめできません。毎回、ホストマザーに「今日は夕飯ナシで…」という電話をかけるのも、心苦しいものです。
海外保険プランの料金と補償内容
Aさんが加入した海外保険は、最低限の補償プランで、223,120円(1年間)でした。
補償内容
- 傷害死亡:1,000万円
- 傷害後遺障害:1,000万円
- 治療・救援費用:無制限
- 個人賠償責任:5,000万円
日本に比べるとカナダの医療費は高額なので、保険に入らないのは無謀だと言えます。短期滞在の場合は、クレジットカードの付帯保険を活用するのもいいでしょう。
その他
留学申込み金は無料、ワーホリビザの申請料金は341ドル、空港からホームステイ先までの送迎費用は100ドル。
家賃(シェア)
Aさんは前半3か月はホームステイをしましたが、残りの半分はダウンタウン近辺でルームシェア(ハウスシェア)をしました。
家賃相場は月600~800ドル前後。Aさんは少し安めの570ドルの物件に決めました。
ルームシェアやハウスシェアは、経済面ではとても魅力的ですし、違う国の人たちと共同生活をして交流を深めるチャンスでもあります。
水道光熱費はシェアの費用に含まれていることが多いですが、洗濯機を利用するときだけ、別途料金が必要になることも。洗濯機、乾燥機ともに、それぞれ1回1.5~2ドルです。
食費・交際費
食費を安く抑えるには、やはり自炊!ルームシェア相手と一緒に作って食べることで、毎月200~300ドル程度に抑えることができます。
せっかくのワーホリですし、まかない付きのレストランで働くというのも手です!
外食は軒並み高く、軽いランチでも10~20ドルくらいかかってしまいます。飲みに行くなら50ドル以上は覚悟しておきましょう。
地味にイタイのは、消費税とチップなんですよね・・・。
ちなみに支払いについてですが、日本の銀行は為替レートが悪いので、最低限必要な金額だけ両替して、日本円のまま持っていくのをオススメします。バンクーバーには、レートの良い両替商もたくさんあります!
また、カナダはカード決済が主流なので、クレジット決済に頼ることができます。現金が必要になったときも、クレジットカードの海外キャッシングを使えばOK!
交通費(電車・バス)
バンクーバー滞在者なら、バス定期券は必須。コンビニで買えますよ!
1Zone滞在者なら、一カ月98ドル。2Zone滞在者なら、一カ月131ドル。バスパス(Monthly Pass)だけで、バス、電車、シーバスが乗り放題に。
週末や休日は1Zone料金というのも嬉しいところ♪
通信費(携帯電話)
いまはSIMフリーの時代。普段の端末を持って行って、現地でSIMを契約する人が多いです。バンクーバーには無料のWiFiスポットが多いうえ、家賃にインターネット回線も含まれていることが多いので、あまり心配することはないでしょう。
現地で働いた金額・その他
Aさんは現地にあるジャパニーズレストランで、ウエイター兼ウォッシャーとして働き、給与額は4千ドルくらい。(個人差があります)
Aさんは、今回のワーホリで、トータル300万円くらい使ったそうですが、結構キツキツだったようです。
余裕がある人は生活費月13~18万円は余裕をもって考えておくと良いでしょう。2021年3月時点でバンクーバーの最低時給は14.60ドル。通学しながら1日4時間アルバイトしたとすれば、月約10万円の収入。最低120万程度は準備資金として用意しておいたほうが安心かもしれませんね。
日本の国民年金と健康保険料に関しても、皆さんにも気をつけていただきたいポイントのひとつです。Aさんはワーホリ期間中は住所を日本から抜いていたので、健康保険料は払っていませんでしたが、国民年金の停止手続きを忘れてしまったため、帰国後に未納分を払わなければならなくなりました。
国民年金も住所を海外に移せば、支払いの義務が無くなります(加入期間が短くなるので、お得というわけではないですが・・・)。