海外の高校で学ぶにはどうしたらいいの?
高校生の留学は、現地の高校への留学と語学学校、ニつのスタイルに大きく分けられる。
海外の高校のシステムは、日本とは異なる。
例えば日本の高校生は教室にいて先生が移動してくるが、海外では学生の方が取っている授業に合わせて移動する。
重んじられるのは積極性や理論性。
選択授業もあり、中には車の修理や、一眼レフの使い方を勉強するフォトグラフィなどを学べる学校も。
語学学校は英語を身に付けられるのはもちろん、学校主催でアクティビティが組まれており、現地での体験学習や観光もたっぷり味わえるのが特徴。
さまざまな国からの友達をたくさんつくったり、海外ならではの体験ができるだろう。
どんな期間の留学でも、得られるものはたくさんある。
留学をしたいと思ったら、ぜひトライをしてみよう。
[capseven]語学留学の場合[/capseven]
英語を現地で学んだり、 まずは海外生活を体験したりしたい人に向いているのが語学留学。夏休みや春休みを利用して参加する人が多て楽しく学べるよう工夫されている。
午後は観光などがプランニングされていることが多い。
近い年齢で集まるクラスに入るのが基本。個人で行く他、グループツアーも組まれているので、心配な人はそちらに参加してみよう。
授業はゲームやペアワークを通じて楽しく学べるよう工夫されている。午後は観光などがプランニングされていることが多い。
[capseven]一学期留学[/capseven]
長期間は難しいけれど、 現地で高校生活を送ってみたい人や、 国際的な視野を広めたい人に向くプログラム。日本のシステムとは異なり、オーストラリアやニュージーランドでは、学期ごとに入学できる。そのため1年間のうちスタートのタイミングは4回もある。
また2学期留学など、 複数学期勉強することも可能。ケースによっては単位認定されることもあるので、日本で在籍している高校に、 条件を確認してみよう。
[capfive]カナダについては「1年か1学期」[/capfive]
1年間・1学期間の高校留学は、卒業を目指す留学ではありませんが実際にカナダ人が通う高校にて正規の授業を現地の学生と同じように受け、単位を取得する留学です。
[capeight]高校1年間留学[/capeight]
カナダの高校は9月から翌年6月までの10ヶ月が1学年です。
日本の高校で1学期(4月~7月)を受講し、2学期目からカナダに留学して1年後の9月に日本の高校に復学するというプランを選ぶ方もたくさんいらっしゃいます。
[capeight]高校1学期留学[/capeight]
カナダのセメスター制度の高校の場合
・9月から翌年1月までの5ヶ月間(1学期)
・2月から6月の5ヶ月間(2学期)
がいずれも1学期留学の対象となります。
[capeight]卒業留学への変更[/capeight]
半年 ・1年留学の方は日本の高校へ復学することを基本とされています。
中には1年・1学期と期間限定的に高校留学を体験した後「カナダで卒業したい」という気持ちになり、プランを変更してカナダで卒業された方も過去にはたくさんいらっしゃいます。
ですから現地で卒業を目指すかどうか迷っていらっしゃる方はまずは1年留学をしてみて、その後に卒業を目指すか決めるというのも1つの方法です。
[capfive]カナダの入学条件[/capfive]
カナダでは、学年は9月に始まる2学期制のため、日本からは最低9ヵ月の留学になることが多い。州によっては3学期制もあったり、卒業するための条件などの教育システムが異なるのも特徴。
新学期がスタートすると、英語、数学、社会、科学などの必須科目に加え、芸術系、体育などの選択科目を選んで勉強する。
入学時期 | 9月(2月) |
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学期制 | 2学期制 |
準備コース | サマーキャンプ、サマープログラムに通うことが多いです。
*英語力・成績によっては受け入れの学年が異なる場合がある |
【約9ヵ月間の高校留学(例)】
【卒業目的の高校留学(例)】
*これは一例なので、個人個人の準備にかけられる時間や英語力などによっても違ってきますので、あくまで参考としてください。
カナダへの高校留学がどのようなものか、イメージができたでしょうか。治安も良く、教育水準も高い、そしてカナダ独自の文化も本当に魅力的です。高校生という多感な時期に留学するということは、その後の進路や考え方に大きな影響を与えます。そんな大切な留学だからこそ、自分にとってよりよい留学先を見つけ、高校生だからこそできる留学を体験しましょう。